PowerAppsで、ハンバーガーメニューのコンポーネントを作成してみました。
そのコンポーネントのインストール方法、 設定方法をご紹介します。
動作イメージ
動作イメージは以下のようになっています。
msappファイルを保存
ハンバーガーメニューのコンポーネントが作成されているmsappファイルを保存します。
下記サイトにアクセスします。
「View Raw」をクリックすると、msappファイルが保存されます。
コンポーネントの有効化
PowerAppsの編集画面を開きます。
まず、通常設定では、コンポーネントは有効化されていないので、コンポーネントを有効にします。
PowerApps編集画面の右上の [ファイル] をクリックします。
続いて [アプリの設定] > [詳細設定] の順にクリックし、「コンポーネント」を「オン」にします。
PowerAppsの編集画面に戻り、画面左側のツリービューに「コンポーネント」が表示されていれば、コンポーネントが有効化されています。
コンポーネントのインポート
先程保存したmsappファイルをインポートします。
ツリービューの「コンポーネント」をクリックします。続いて [・・・] > [コンポーネントをインポートします] の順にクリックします。
[ファイルをアップロード] をクリックし、先程保存したmsappファイルを指定します。
すると「HamburgerMenu」というコンポーネントがインポートされます。
コンポーネントの配置
コンポーネントを画面上に配置していきます。
画面の編集画面を開き、[コンポーネント] > [HamburgerMenu] の順にクリックします。
スクリーンにコンポーネントが配置されます。
メニュー一覧のコレクションを定義
コンポーネント配置しただけでは、メニューには何も表示されません。
メニュー一覧を定義したコレクションを定義し、コンポーネントのプロパティに設定しなければいけません。
Appの「OnStart」プロパティに、以下の数式を入力します。
「label」にはメニューの表示名、「screen」には画面遷移先のスクリーンを指定します。
ClearCollect( colScreen, {label: "Screen1", screen: Screen1}, {label: "Screen2", screen: Screen2}, {label: "Screen3", screen: Screen3} )
先程配置したコンポーネントの「Items」プロパティに「colScreen」と入力します。
すると、メニュー一覧が表示されるようになり、メニューをクリックすると、画面遷移するようになります。
HamburgerMenu のカスタマイズ
HamburgerMenuのヘッダーテキストや色を変えたい場合は、HamburgerMenu設定画面の「カスタムプロパティ」を設定してください。
以上です。コンポーネントを上手く使えれば、より早くアプリケーションを作成できそうですね。