【PowerApps】Nearby Places Searcher 作成手順その③:SharePoint で作成したマスターリストの表示

f:id:tecchan365:20190512091043p:plain PowerApps で開発した、周辺のお店・病院等を検索してくれる「Nearby Places Seacher」の作成方法をご紹介します。

今回は、SharePoint で作成したマスターリストの表示方法について記載します。

データソースの追加

「作成手順その②:SharePoint のリストでマスターを作成」で作成した、SharePointのリストデータを取得するために、データソースの追加をします。
PowerApps 編集画面の左上の [ビュー] ボタンをクリックし、[データソース] → [データソースの追加] の順にクリックします。

f:id:tecchan365:20190512135453p:plain

[SharePoint] をクリックします。

f:id:tecchan365:20190512135828p:plain

マスターリストを作成したSharePoint のサイトを選択します。

f:id:tecchan365:20190512140011p:plain

「ShopCategoryMaster」と「ShopKeywordMaster」をチェックし、[接続] ボタンをクリックします。

f:id:tecchan365:20190512140226p:plain

データソースの追加手順は以上です。

場所の分類の選択肢を表示

ShopCategoryMaster

画面左上の場所の分類を表示する方法です。

PowerApps 編集画面の左上の [挿入] ボタンをクリックし、[ギャラリー] → [横] の順にクリックします。

f:id:tecchan365:20190512135038p:plain

データソースを [ShopCategoryMaster] にします。
データソース後、フィールドを画像のように設定します。
f:id:tecchan365:20190512140728p:plain

選択した値をわかりやすくするために、ギャラリーコントロールのプロパティ「TemplateFill」に以下の数式を入力します。

If( Title = galCategory.Selected.Title , RGBA(255, 200, 61, 1) , RGBA(255,255,255,1))

f:id:tecchan365:20190512141513p:plain

ShopKeywordMaster

続いて、ドロップダウンの追加です。

画面左上の [挿入] をクリックし、[コントロール] → [ドロップダウン] の順に追加します。
f:id:tecchan365:20190512142020p:plain

追加したドロップダウンの「Items」プロパティに以下の数式を入力します。

Filter(
    ShopKeywordMaster,
    ShopCategory.Value = galCategory.Selected.ShopCategory
)

f:id:tecchan365:20190512142204p:plain

Filter 関数を利用しているので、ShopCategoryで選んだ値のみドロップダウンで表示されるようになっています。
f:id:tecchan365:20190512142640g:plain

SharePoint で作成したマスターリストの表示する方法は以上です。

余談

大雑把に作ったため、「shop」だったり「place」だったり入り混じってしまっています。
同じ意味だと捉えてください。大目に見てください(;ω;)